松本は準決勝11Rで変則の連係となった北井マークから抜け出し3連勝で決勝進出を決めた。「北井さんのおかげです。北井さんなら誰が来ても突っ張ると思っていました」と振り返る。
初日は自ら捲りを決め、二次予選は久田の番手から踏み込み、準決勝は強力パワーの北井を差し切り一走ごとに気配が上がっている。「疲れも感じなくてしっかり走れています」と手応えをつかむ。
地元記念は21年にVを決めている。その時の2着は今回も連係する橋本だった。S班の古性、深谷にパワーの北井と相手は強力だが、地元の気迫を前面にこん身の仕掛けでVを奪取だ。